こんにちは。
デントリペアワークスの金枝です。
今年で開業21年目を迎えました。
開業当初から現在まで、気をつけていた事の一つに
「逆張り」
という投資の言葉があります。
株投資では安く買って高く売ると誰もが解っているのに
ほとんどの人が損してしまうのは何故でしょうか?
上がり続ける株価を見て、我先にと買いたくなるのが普通です。
この時の精神状態は上がり続ける株に、おいていかれる恐怖から購入に走ります。
はたまた、下落が起きれば、その恐怖に耐えきれず
被害を最小限にしたいという感情から
損切り(買った値段よりも安く売る)してしまいます。
これが一般的な人の思考、行動パターンです。
プロフェッショナル達は逆張り
暴落が起きれば「買い」上がれば「売る」
一般人と逆の行動をしているからこそ成功しています。
不特定多数の人間と同じことをしない
私は、これを常に心掛けていました。
要は、デント屋さんを一括りにしてみると
この多数のデント屋さんの中で目立たなくては商売にならない。
ライバル店が「・・・・」をしているから私もしよう!!
みたいな発想をしていると沢山の同業者の中に埋もれ
それでは・・・「ただの空気」になってしまうと考えた訳です。
目立つためには、人と違う事をすれば良い訳です。
昔、当店のロゴにそっくりなロゴのデント屋さんが後から参入して来ました。
あまりにも似ているので、やむおえずガラリとロゴを変えたこともあります。
私は、普通のデント屋さんがやっている出張修理をしません
店舗のみの営業です。
その結果、一般のお客様が増え、更に自分の城で施工する事で仕上がりクヲリティもキープできる様になりました。
「工場」の様なデント屋さんが多い中、私は「店」に拘りました。
当時、ツナギを着ているデント屋さんが一般的でしたが私はチノパントレーナーで店に立ちました。
と、、、色々できることから逆張りを意識して来ました。
2022年度最初のスクール生さんと通信講座の生徒さんが来月入校して下さいます。
コロナ禍の今、一般の人々の感情はどうでしょうか?
コロナ禍で苦しんでいる企業さんが多い中
なにも景気の悪い、今参入しなくてもいいのではないか?・・・と考えるのが普通です。
これを「逆張」で考えると
デントリペア技術習得中は日の当たらない地下にいるのと一緒です。
景気が良い時にスクールに来ると、景気の良い2ヶ月間を捨てることとなります。
コロナ禍の今だからこそ、この間にしっかりと技術を身につけ
景気が上がって来た時にフルアクセルを踏めば良いと考えます。
人と同じことをやっていては不特定多数の中のひとりとなってしまい
空気の様な存在になります。
ただの空気になってはいけない。
そう思っています。